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世界の平均賃金
2022年のOECDのデータによると、日本の平均賃金は、世界25位です。
ちなににお隣、韓国は19位です。
2015年までは日本が上位でしたが、すでに2016年の時点で韓国に抜かれています。
理由は、なぜでしょうか。
それは、他の国が異常に給料が上がったわけではなく、日本の給料が上がらないために、ゆるやかでも上がり続けた他の国に段々と抜かれていった結果になります。
世界各国の平均賃金の過去の推移
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=AV_AN_WAGE
グラフをみていただくと、日本だけ平均賃金が極端に上昇していないことがわかります。
国名 | 2000年 | 2010年 | 2015年 | 2022年 |
---|---|---|---|---|
日本 | 41428ドル | 40999ドル | 40062ドル | 41509ドル |
韓国 | 32243ドル | 39730ドル | 41878ドル | 48922ドル |
アメリカ | 61132ドル | 67263ドル | 70320ドル | 77463ドル |
ドイツ | 51344ドル | 52912ドル | 57431ドル | 58940ドル |
フランス | 43694ドル | 49926ドル | 51415ドル | 52764ドル |
2000年から2022年の間の、日本の平均賃金の上昇率は、約100.1%となっており、ほぼ変わっていません。
韓国では約152%、アメリカでは約164%、ドイツでは約115%、フランスでは約121%となっており、日本だけが極端に給料の上昇幅がないことがわかります。
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